adb pullのコピー先はどこ?


ちょっと嵌ったのでメモ。
adb pull のコピー先が予想外の場所になるケースがあるという話。


エミュレータ内のファイルをホストマシンへコピーするには、adb pull コマンドを使う。
構文は以下のような感じ。

adb pull <エミュレータ内のコピー元ファイル> <コピー先ファイル>


たとえば、エミュレータのSDカードのルートにある test.txt をホストにコピーするには、以下のようにすれば良いのだが…

cd "C:\Program Files (x86)\Android\android-sdk\platform-tools"
adb pull /sdcard/text.txt text.txt


android-sdkインストーラでインストールしたウチの環境(Windows 7 64bit)では、上記のパスにadbコマンドがある。このため、パスを通してなかった頃は上記のように cd で移動してから、adb コマンドを実行していた。
しかし、この場合、何故かカレントディレクトリにはファイル test.txt が生成されず、以下の場所に生成される。

C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\VirtualStore\Program Files (x86)\Android\android-sdk\platform-tools


ただし、adbまでパスを通しておいた状態で、コマンドプロンプト起動直後に以下だけを実行すると、ちゃんとカレントディレクトリ(この場合は、C:\Users\ユーザ名)にファイルが生成される。

adb pull /sdcard/text.txt text.txt


何故カレントディレクトリにコピーされないことがあるのかは不明。


インストーラでインストールした場合のsdkのインストール先には変なファイル権限が付加されていたので(Program Files 配下だからかも?)、それが原因でカレントにファイルが生成できず、別の場所に作成される……のだろうか?


まあ、コマンドへパスを通しておけば問題はないのだが。
ちなみに、コピー先のファイル名を ./text.txt としても結果は変わらなかった。

eclipseのエディタ画面で、キャレット(カーソル)のある場所の単語が勝手にハイライトされてうざい


突然気になった(突然機能が有効になった?)のでメモ。


eclipseのソースエディタで適当な場所をクリックすると、キャレット(編集カーソル)移動後の場所にある単語と同じ単語が勝手にハイライトされるのに、突然気づいた。しかも、私はエディタ画面の背景を暗い色(暗い緑)、文字色は明るい色で使っているのだが、このハイライトが明るい青みがかったグレーなため、ハイライトされると文字色とのコントラストが下がり、非常に見にくく、うざい。
なぜ今まで気にならなかったのか不思議だが、とにかく気になって仕方ないので、ハイライトをオフにする方法を調べてみた。


設定項目は、以下。


エディタ画面を右クリック → Preference... で出てくる設定画面から
General > Editors > Text Editors > Annotation で
Annotaton types の Occurrences の設定項目のチェックをすべてはずすとハイライトしなくなる


って、こんなんわかるかーーーーーー!!!


eclipseのエディタはいろいろすごいんだけど、とにかく設定項目が多すぎて、自分好みにカスタマイズするのが容易じゃないのが困る。
ワークスペースのファイル一式が残っていれば、そこに設定が残っているので問題ないんだけど、新規インストール&ワークスペースも新規作成だと、設定がデフォルトに戻ってしまうので、「エディタ画面の背景色が白とかありえない!ふざけろ!」という私みたいな人はきっといつも苦労してるんじゃないのかな。


以下、参考にさせてもらったサイト: (とても助かりました。 thx! )
Eclipseエディタの色設定
「Step.3 Marc Occurrenceのハイライト色を変更」