羽海野チカ『3月のライオン 2』
- 作者: 羽海野チカ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2008/11/28
- メディア: コミック
- 購入: 13人 クリック: 80回
- この商品を含むブログ (634件) を見る
二海堂かっこよすぎ! 二海堂のニャーのアレも素晴らしい。てかあの歩が持ってる武器……ありがちなデザインだけど、あれってモンハ……いやいや、まあいいや。
しかし、香子のキャラが読めない。よく悪魔のような顔に描かれているけど、それだけってわけでもないような……まあ以前は一緒に住んでいたわけだし、いろいろ複雑な想いがあるんだろうな、くらいなところしかわからない。ああでも、邪魔をしたいんだろうなということだけは、はっきりしてるかな。
『3月のライオン』はなんで青年誌で連載を始めたんだろうと以前はずっと気にかかっていたんだけれど、2巻を読んだら、ああ、これは青年誌でいいんだ、と思うようになった。特に最後のところで。
これは、紛れもない、オトコノコマンガだな、と。
あーあと、香子がTシャツを着ようとしてるところで髪がTシャツの中に入って(裾から長い髪の先が出てい)るカットがあるんだけど、その絵を見てちょっと思うところがあった。よくよく考えてみれば、長い髪はTシャツを着るとき、ああなるわけだけど、「ああ、これは俺には描けない絵だなぁ」としみじみ思ってしまった。