ライアル・ワトソン『未知の贈りもの』

通しで読むのは……3回目?4回目? たまにとても読みたくなるのでいつでも手に取れる場所に置いてある。そしていつも最初のほうの文章で打ちのめされてしまう。


うたがうたいたいな、どこでも。踊りながら歩きたい。
モニタを見ないで暮らせたらいいのに。私の仕事も趣味も、自分の身体を蝕んでばかり。どう考えたって間違ってる。


春の色どりの山の尾根道で花の匂いにくらくらしながら霞む平野を見はるかして見はるかして気が遠くなるまで日向に溺れたい。