シェイクスピア『ロミオとジュリエット』

もちろん『放浪息子』の影響で読んだ。ニ鳥くんと千葉さんが書いた倒錯劇版ロミジュリを自分なりに補完してみたくなったので(最新のビームの中で上演されてるやつ)。ロミジュリなんて、ちゃんと読んだのはじめて。ロミジュリって、話はみんな知ってると思うけど、ちゃんと読んだ人ってどれくらいいるんだろう。少なくとも私は「ティボルト」とかいわれても「はぁ?」って感じだった。
でもやっぱりこの手の戯曲モノは翻訳によって台詞が全然違うね。特に言葉遊びの掛け合いなんかは思いっきり差が出てる。翻訳モノは、選べる場合は絶対2〜3ページ読み比べてから買ったほうがいいです。わたしは今回ちょっと後悔した(あーやっぱ白水版買っときゃ良かったと思った)。まあ、読みたいと思ったとき立ち寄った本屋で売ってなかったんだから仕方なかったんだけど。