プーギーといっしょ 1
- MIKU
- スーパー・ウルトラ・ロンリー・ハンター。女。16歳。声はもちろん TYPE 17。
- ポチ
- 初代オトモ。「無謀」な「打撃」系「主に打撃」ネコ。LVはMAX。
- ヒナタ
- 育成中オトモ「平和主義」ネコ。「攻撃しない」。解毒、回復が得意。
- レイ
- 育成中オトモ「相討覚悟」な「爆弾のみ」ネコ。口癖は「私が死んでも代わりはいるもの」。
- プーギー
- MIKUのペット。こんがり肉焼きのタイミングを学べる不思議なブタ。
アイルーキッチンにて。
MIKU | あれっ、アルビノエキス切れてんじゃん。まーたフルフル狩ってこなきゃ……。 |
ポチ | む、出番かニャ? |
MIKU | あーポチは休んでていいよ。アンタもうレベルMAXじゃん。ヒナタ連れてくから。 |
ポチ | ……つまらんニャ。 |
MIKU | ヒナター? ヒナター! あっれ、どこいったんだろ。ねえ、レイ、ヒナタ見なかった? |
レイ | ヒナタは二階。 |
MIKU | 二階? あいつ何やってんだろ。おーい、ヒナター! |
レイ | 叫んでも無駄。 |
MIKU | なんでよ? |
レイ | あのコ、ヘッドホンしてアニメ見てるから。 |
MIKU | ア、アニメ〜? いつからそんなサボりっこに……。 |
レイ | 一応腹筋しながら見てるけど。 |
MIKU | むぅ……まあそれならいいんだけど。レイさ、悪いんだけど、ちょっとヒナタ呼んできてくれない? |
レイ | 嫌。 |
MIKU | レ、レイ〜(泣 |
レイ | 私はあなたの人形じゃない。私は、あなたじゃないもの。 |
MIKU | ……。レイ、アンタも一緒にアニメ見てるでしょ。 |
レイ | ダメ。イカリくんが呼んでる。 |
MIKU | こら、ごまかすな。 |
……ぱたた、と二階にあがっていくレイ。
しばらくして、ヒナタがレイと一緒に降りてくる。
ヒナタ | あたしの出番かにょ? |
MIKU | ……にょ? |
ヒナタ | 回復ならあたしにまかせるにょ! |
MIKU | にょ、って……、ちょ、アンタ語尾どうしたのよ!? 「にょ」じゃなくて「ニャ」でしょ? |
ヒナタ | (フッ)……「ニャ」とか、もう古いにょ。 |
レイ | ……「にょ」だって十分古いと思うけど。 |
ヒナタ | だいたい語尾に「ニャ」とか安易すぎるにょ! これからは「にょ」だにょ! |
MIKU | や、やめてよ! アンタへんなアニメの見すぎなんじゃないの!? |
ヒナタ | 失礼にょ! だいたい語尾なんてどうだっていいにょ。さっさと狩りにいくにょ。 |
MIKU | どうてもよくないわよ! あたしが村の人におかしなアニオタみたいに思われるじゃない! |
ヒナタ | ……そんなアニメ声してて、そういうの否定するのおかしいと思うにょ。 |
MIKU | 好きでこんな声してんじゃないわよっ!! |
ここで隣の部屋から、プーギー登場。
MIKUの足下にやってきて、身体をすり寄せる。
プーギー | ……プ、ギー。 |
MIKU | ん、どうしたのプーギー?(かわいいなぁ……) |
プーギー | プ、ギー! |
MIKU | ……なんていってるんだろ? |
レイ | 「ぼくもいっしょにいく」って。 |
MIKU | え、プーギーも!? む、無理だよプーギー…… |
プーギー | プ、ギー! プー! ギー! |
レイ | 「MIKUをまもってあげる」だって。 |
MIKU | プーギー……(しゃがんでプーギーをなでながら)カワユス……テラカワユス |
プーギー | プ・ギー! プゥ! ギィィー! |
レイ | 「飛ばねぇブタはただのブタだ」って。 |
MIKU | ……こら。実は適当に訳してるでしょ? |
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※つづく(たぶん)
#台詞(シナリオ)を記述するのに特化したはてな記法とかあったらいいのにな