Unity 5で 2Dシューティングのチュートリアルを行う際の注意点(第08回)


Unity公式チュートリアル 2Dシューティング

第08回 音をつける


上記チュートリアルで、私がつまずいたところ、初心者がつまずきそうなところをピックアップして解説します。

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8.1 BGMを付ける

Sounds/BGMにあるbgmを選択し、インスペクターの3D Soundのチェックが外れていることを確認して下さい。

以下の画像の通り、Unity5では 3D Soundという項目は無いようです。
とりあえず、ここは無視します。

bgmファイルをシーンビューへドラッグ&ドロップします。


作成されたbgmゲームオブジェクトを選択し、インスペクターにあるLoopにチェックを入れます。

Projectタブの Sounds/BGM配下にある bgmをシーンビューへドロップすると、Hierarchyタブに bgmというゲームオブジェクトが生成されます。
生成された bgmを選択し、Inspectorの Audio Source内にある Loopにチェックを入れます。

8.2 プレイヤーにショット音をつける

次はプレイヤーが弾を撃った時のショット音を実装します。
PlayerゲームオブジェクトにAudio Sourceコンポーネントをアタッチしてください。

HierarchyタブのPlayerを選択後、Inspectorの一番下にある「Add Component」をクリックし、Audio -> Audio Source を選択します。

アタッチしたら必要なパラメータを設定していきます。
Audio ClipにはSounds/SEにあるshootを使用します。ドラッグ&ドロップして格納してください。

Inspectorに追加された Audio Sourceの中にある Audio Clip横の枠に、Projectタブの Sounds/SE配下にある shootをドラッグ&ドロップします。

Play On Awakeのチェックを外し、ゲームオブジェクト作成時に音を鳴らさないようにします。
BGMと音の大きさが同じで少し聞きづらいのでVolumeを0.3にします。
最後にPitchを0.64にしましょう。

ここは指示通りにそのまま設定しましょう。

ショット音をスクリプトから再生します。

Projectタブの Scripts配下にあるPlayerをダブルクリックし、MonoDevelopでPlayer.csを編集します。
ソースの中身はまるごと置き換えて問題ありません。
置換後、Ctrl+Sで保存したら、Unity画面に戻りましょう。
ダイアログが表示されるので、「Go Ahead!」をクリックし、ソースを修正させましょう。


変更点は、Start ()の中でショット音を鳴らすコードが追加されているだけです。
ただし、追加された
「audio.Play();」
というコードが古いタイプの記述らしく、ソース修正後は
「GetComponent().Play();」
に置き換わります。

8.3 爆発音を付ける

最後に爆発した時の爆発音を実装します。
Sounds/SEにあるboomをExplosionのプレハブにアタッチしてください。

これはチュートリアルのままにできると思います。
画像の通り、ドラッグ&ドロップすれば完了です。



今回はこれで終了です。
音は鳴るようになりましたか?


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