Pinkyの土台

昨日買ってきた加工木片でPinky用の土台を作った。ピンバイスってはじめて使ったけど、綺麗に穴があくんだなぁ。穴に挿す棒は、割り箸をカッターで削った。工作と言えないような工作だけど、手を動かすのは単純に楽しい。ナイフを使ってなんか削るのは好き。昔はよくゴム板を彫刻刀で彫ってスタンプを作って遊んだ。スタンプの作り方は親父に教わった。彫刻刀も親父が横引きミシンの針を加工して作った手作りのやつを受け継いでずっと使ってる(今でも持ってる)。刃の部分がすごく薄くて細くて細かい線を浮き彫りにするスタンプ加工に向いてる。親父がはじめに彫って見せてくれたドラえもんの漫画の1カット(のび太の恐竜だった)を見て、私はこども心に天才じゃないかと思った(それぐらい上手だった)。それから親父に教わりつつ私はののび太の顔やドラえもんやアラレちゃんやラピュタ(のパズーとシータ)なんかを彫った。全部線を浮かせるほうの彫り方で(はじめに教わったのがその彫り方だったので)。絵は写し紙(トレーシングペーパー)にうつしてひっくり返してゴム板に乗せ、上から腺をなぞりなおしてゴムの上にトレースした。5センチ角くらいの大きさの絵を彫るのに大体1時間くらいかかった(線以外をすべて掘り出すので時間がかかる)。慣れてくると30分くらいで彫れるようになった。手の抜き方も覚えた。
結局買ってきた4枚の加工木片に載るPinkyは9体になった(穴を9個あけ、棒を9本つくった)。お気に入りのPinkyをそれに載せてあとのPinkyは全部片付けた(今までは全部ビデオの上に載っててごちゃごちゃしてた)。それと一緒に他の食玩フィギュアも整理した。だいぶすっきりした。
作ってみてやっぱりPinkyは棒の突き出た土台に立てるべきだと思った。普通に立てておくと何かの拍子にすぐ自分の頭が支えきれなくて倒れてしまうので。やっぱり安定して立ってる姿はいい。