くまきちBASIC(仮)

COLOR文の実装をどうしようかなぁと思ってぐるぐる行き詰まっていたのだが、私が実装を迷っていたCOLOR文の仕様は MZ-700 のものだった。MZ-700 ではキャラクタ単位で背景色、前景色の指定ができるため、キャラクタだけできれいなカラーグラフィック(と、この時代に呼んでいいものかどうか迷うが)が描けた。これを実装するには、画面の全キャラクタに対して背景色、前景色の情報を保持したり、1キャラ描画するたびに適切な色情報で描画しなければならない。で、それを実装するとなると、今の毎フレームごとに画面全体のテキストを書き換えてるやりかたでは遅くなってしまう(実際試しにちょっとやったら使い物にならないくらい遅くなった)。
でも今作ってる BASIC は MSX のものを参考にしているので、一応エミュレータで確認してみたら、COLOR 文の実行直後に画面全体の背景色、前景色が変更された。あれっ、MSX ってこんなんだったっけ?
や、違う。たしか8キャラ(だったかな?)ごとに背景色、前景色が設定できるおかしな仕様だった気がする。なんかキャラコード表みながら8キャラ?ごとに表を区切って、ここのキャラはこの配色で……云々てやってた気がするな……。うは、そんなの再現したくね〜。しかもそれって一度 COLOR 文を実行すると、全キャラその色設定に統一されちゃうんだった気がするな。だめだ。いやだ。そんな仕様、追従したくない。何か考えよう。