CocosBuilderで指定したユーザーフォントが反映されない


CocosBuilder(v3.0-alpha5)でCCLabelTTFにユーザーフォントを指定すると、フォントが変更されず、テキストの内容も反映されない場合がある。
また、この状態のとき、Publishしたデータでは、実行時に指定したフォントが反映されない。


■原因
フォント名とファイル名が一致しない場合におこる模様。
ファイル名が、ttfファイルをOSで開いたときに確認できるフォント名(PostScript名)と異なる場合、CocosBuilderでフォントを展開できない様子。


■対処方法
ファイル名をフォント名と同じにしてやると良い。


例:
ファイル名:hogeB.ttf
フォント名:hogefontB


ならば、以下のようにリネームする。


ファイル名:hogefontB.ttf


※フォント名(PostScript名)の確認方法は、Macならフォントをインストール後、FontBookから
コレクション->ユーザ->確認したいフォントを選択すれば、確認できる。
Windowsだと確認方法がわからなかった(コンパネのフォントで見てもPostScript名が表示されない)。


備考:
CocosBuilderを使わないのであれば、CCLabelTTF生成時PostScript名で指定すればユーザフォントを使用することはできるので、ファイル名をリネームする必要はない。
また、CocosBuilderで表示が反映されないのを無視できるなら、ファイル名をリネームしなくても、ccbi読み込み後に該当クラスを取り出して、CCLabelTTF::setFontNameで正しいPostScript名を指定することで実行時に表示を反映することは可能。


参考:
Cocos2d-xに美咲フォント(ttf)を導入する
http://kyokomi.hatenablog.com/entry/2014/01/07/113817